ティルナノーグ【Tir Na Nog】に憧れて ※カテゴリから見て下さいね。新しい順だけど小説が並ぶので読みやすいです。_(._.)_あ、不思議な写真もよく撮れるので文中に貼りますね。

頭の中で奏でる世界。命尽きる前に音符に書き出したいです。ケルト神話の神々の安寧の地ティルナノーグ。【常若の国】と呼ばれるその地に想いを馳せながら現世を綴ります。

【遊びをせんとて編4】さてと食べ物は。。。

お腹が〈グー〉お腹が〈グー〉〈グー〉。。。

そうだね〜生き物は食べ物が必要なんだね。

さて、オケラの身の上の私が食べる物はなんだろう。

御影石のある居間で思案する。オケラは畑によく見かけた。

確か、バッタの類型でなかったかな〜。

!ならば、植物は食べれるね。根っこが部屋中の壁からニョキニョキしてる。

喰ってみようかの〜。〈ボリボリカリカリ〉

「うーまーい」つい大声で吠えてしまう。

※多分〈声じゃない音になってると思うけど。。。〉

あっちの根〜、こっちの根〜、ランランラーンと、嬉しさ満面でダンスになるわ。

根もなかなか奥深い。地中の奥深い所にニョキニョキしている所以はあるある。

味も色々で甘いのや酸っぱいの辛いの。食感もポリポリ、ツルリン、カチカチとこれまた様々で飽きないね!

ルンルン🎵ルーンと、壁に沿って食べまくる。

栄養価も高いだろうね。根だからね。みるみる力も増す感じだよ。

〈ポリポリ、ツルリン、にゅるにゅる、ポリ〉

ギョ!なに、なになに、この感触。根じゃない根じゃない。

動物的な食感、にゅるにゅるの所まで後戻りする。

ピンク色で伸び縮みするホースがうねうねと動いている。

先っぽは、あたしがパクリとしたから無くなっている。

これは、ミミズちゃんだ!ごめんなさい。齧ってしまった。

ジーッとうねうねを見てると。。。あの喉越しと食感が蘇る。

パクリ、〈にゅるにゅる、つるつる〜〉と齧るよりも啜ってしまった。

「うーまーい!」新発見!ミミズは「うーまーい!」

そうなんだよ、そう!あたしはオケラちゃん、人間の既成概念なんて何の意味味もないんだよ。オケラの概念はね〜そうだね〜第一に栄養価があれば、生命を繋ぐものとしてどんどん喰うのだよ。生命を繋ぐ事よりも優先される事は無し!

そう!事は無し!

どんどん喰う、壁沿喰うを続けたらあたしの地下居住空間もどんどん拡張されてもう宮殿だね。いや、この毛細血管な拡張は迷宮。ラビリンス!