ティルナノーグ【Tir Na Nog】に憧れて ※カテゴリから見て下さいね。新しい順だけど小説が並ぶので読みやすいです。_(._.)_あ、不思議な写真もよく撮れるので文中に貼りますね。

頭の中で奏でる世界。命尽きる前に音符に書き出したいです。ケルト神話の神々の安寧の地ティルナノーグ。【常若の国】と呼ばれるその地に想いを馳せながら現世を綴ります。

3-浅き夢みし【枝編群】…夕焼け空編【開始】・ 君を捜して編【つづく】

【夕焼け空編7】光の使命。それは。。。

ケルノンクスが、静かに語り始めた。「惨劇それは、現世で起きていること。事実であるメぇヘヘ」「話は長くなるのでメぇヘヘは、最後に一度にするメぇヘヘ」#メぇヘヘ加減できるんかい!# 「小僧殿貴殿が、見てこられた惨状は元を正すと我らダーナ神が負わね…

【夕焼け空編6】許されざる、惨劇。きっと忘れない。

ブワ〜んと、目の前が暗転。。。真っ暗闇から明かりが戻る。目の前には、角あるメェヘヘは居なくて。。。少し先の暗がりにポツンと赤色球体が見える。〝赤い玉の側まで走れ!〟と、帽子の声が頭に響く。#帽子カラスは、まだ頭の上に居た。重くないから気が付…

【夕焼け空編5】角あるもの、それは。。。

空洞は、雪国へのトンネルのようにぽっかりと訪問者を待つかのように静に佇む。勿論!夢なんだから、行くよ!雪舞う中に!空洞の壁は、瑠璃色の美しい鉱石で淡くブルーにぼわ〜と輝いている。まるで氷河の中の洞窟。ずっと見ていたい。#多分、。ラピスラズリ…

【夕焼け空編4】そうゆう事なのね

あそこか、あそこにあるのは、炎を纏った不動明王像。纏いし炎も石で造形されている。真っ赤に染められた岩の炎。ただし、今はね、それ岩なのに揺れてるんだよ炎見たいに岩なのに。。。#夢の中だからか、求めてるのかな自分が。炎が揺れる事を。。。岩だけど…

【夕焼け空編2】何もかも忘れた僕は臆病に生き、電照菊な日常に溜息一つ

〈ふぁー〉と息を吸い込み〈ふぅー〉と息を吐きながら涙目欠伸混じりの溜め息。今日の仕事終わり〜と、会社の裏口の自動ドアをくぐり抜ける。#脱出っ~う(笑)# いつものように液晶腕時計は22時。左斜め前には、福岡タワービルのイルミネーション。その中を…

【夕焼け空編1】丘の上に吹く風に。

一日の中で、間違いなくゴキゲンな一時がある。それは夜の帳が降りて眠りにつく前。まるで、映画の上映を待つ思いに近い嬉しさ満々なゴキゲン。 「ウ〜」って、横になって伸びをしてね。一日の終わりを受け取る瞬間。確実で至高の一時だね。 あとは、眠りに…

次の話に移ります。【君を捜して編】一幕はココまでです。

今、貼る準備中です。少々お待ちを。

【君を捜して編10】樹海の道案内 副題:追撃!思いは優しくそよ風に吹かれ。

◇ 巨人が魔女“ルサールカ”の娘から貰ったブローチ。そのブローチから必殺のナイフが“御君様:ゆうや”を狙う。“リノーチ”の捨身の防御と“ハクア”、“ジーク”、“ミケ”の防御の構えの中、現れたのは慈悲無く支配するモノの女将軍“ベルフェゴール”。妖艶な女魔族…

【君を捜して編9】ダイバーシティな樹海世界。。。 副題:巨人族が仕える圧倒的な力とは〉

◇ 巨人に襲われて大ピンチ!怪猫_猫娘“くつ下ちゃんこと、ミケちゃん"が駆け付けてくれて圧倒的力で巨人を倒す。巨人の尋問は、怪猫の恐ろしさを垣間見る事になる。“ハクア”が巨人を手当して巨人が口を開く。◇ 「我、慈悲なる心に触れるは初めて。古の言い…

【君を捜して編8】 “ハクア”の親友なんだ“ミケちゃん”は。。。 副題:樹海で生き抜く逞しさと残虐さとお色気と

◇ 怪猫_猫娘“くつ下ちゃん”と無事会合出来た“ハクア”。それと同時期に結界烏丸は巨人三体に襲われ窮地に陥る。そこを救ったのは、異変を感じて真っ先に駆け付けた“くつ下ちゃん”。見た目とは違う無慈悲なまでの強爪で巨人は瞬殺される。“御君様:ゆうや”に…

【君を捜して編7】敵を討ち果たした強者が見据える先は。。。 副題:樹海の洗礼。。。お尻から。。。〉

◇ これからシャングリ・ラ目指して樹海へと赴こうとした矢先、“ガーゴイル”の襲撃を受ける。“鴉天狗”の多大の犠牲のお陰で“みなみちゃんと僕”らは樹海の入り口に到達できた。僅か、数キロの道程で繰り広げられる攻防戦は僕のような軟弱な世界に生きて来た日…

【君を捜して編6】満月の夜の狙撃。。。紅蓮の炎に染る夜空 副題:戦いは静かに火蓋を切った〉

◇ 右も左も分からないままに、直面する出来事の流れに任せここまで来た“みなみちゃんと僕”、深まる謎を少しでも解きたいために大きな質問を3つする。1つ、この世界は何?:この世界は、常若の国と呼ばれるダーナ神族が古の魔法で築いた安寧の地。住まうは、…

【君を捜して編5】夢と出会えた少女と運命の歯車は動き出す。 副題:毎日が幸せすぎて恍惚の海に溺れそう by白鴉

◇ 〝ゆうや〟は、森からの黒き渦巻きを一閃抜けて向かってきた白い鴉を、火の鳥に頼み撃ち落とした。実は白鴉:(正体)〝ハクア〟は鴉天狗の姫君だった。〝ハクア〟は、憧れの君に会えた想いを胸に黒焦げになり墜落していく。時を同じくして青空を錦の雲が…

【君を捜して編4】 飛翔する〝フェニックス〟彼方で待つ存在 副題:爆炎地獄燃え上がる生娘〉

◇怪しげな獣人※間抜けが際立つ:(正体)〝スプリガン〟だった。〝スプリガン〟に連れられ〝ルサールカ〟の屋敷からの脱出劇が始まり、脱出口に現れたのは紅蓮の炎を纏いし〝フェニックス〟だった。〝フェニックス〟の下げる梯子に無心で飛び移る〝みなみ〟…

【君を捜して編3】 大切な人〈で、あんたは誰?ふふふ 副題:大切な人は、僕が守るんだ!〉

◇現世で終えた命が、異界で存える事になる。そこに現れたお婆さん:(正体)ルサールカの館に騙され連れ込まれ拉致される。座敷牢に居合わせた怪しげな獣人の正体は? ※奇妙な世界で巻き込まれて行くだけの無防備な〝みなみ〟と〝ゆうや〟。。。 ◇ 薄暗さも…

【君を捜して編2】心細い朝 〈いつもの朝なの? 副題:心細い朝だけど、僕が守るんだ〉

◇毎日当たり前に繰り返していた幼馴染み〝みなみ〟ちゃんとのドタバタ劇が朝日の中で唐突に赤い水面に沈んで消えた。 ◇ 夜明けの朝靄の中、道の端に横たわる影がモコモコと蠢く。 「ふわわ、わあ〜」 欠伸混じりの第一声。「おやー!」と飛び起きる。「〝み…

【君を捜して編1】 君を追いかけて 【浅き夢みし】作: ふぁ~ぷる

プロローグ 〈朝焼け空に君と僕は。 副題:心から思う。食べさせたい〝メロンパン〟〉 enemies:慈悲無く支配するモノ ◇物語は、日本の小学校の冬休みに入る終業式ホームルームから始まる。 〈キンコンカンコーン〉 「は〜い、終業式の日程はこれで終わりで…

浅き夢みし

一人は寂しい。 すごく寂しい。 人は結局は独りだと。誰かが話してた。 無理して群れようと日々格闘、傷つき疲れてまた独りなんだと自覚する。 そんな自問自答を述懐するとき、ふと自分の内面を見つめる。 そこには、励ます自分。承認してくれる自分。微笑む…